今日は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した東工大の大隅良典教授が断食を薦める理由、昔の日本人の食生活こそ世界史上最高クラスの肉体パフォーマンスを発揮させる可能性。

さらには、筆者の固形物を食べない『断食』体験とその結果3週間で20kg近く痩せた体験談、そして今現在行っている朝食抜きの1日15時間程度のプチ断食のお話をします。

この記事を読めば、人間の三大欲求「食べる」という概念が、貴方の中で大きく覆されること間違いないでしょう。

オートファジー:大隅良典教授が”断食”を推奨した理由

オートファジー(細胞の自食作用)の仕組み
出典:東京工業大学

2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した東京工業大学の大隅良典教授は「オートファジー(autophagy)」という、細胞の自食作用が、従来は細胞内のリソソームによって行われていると考えられていたものを、細胞内の不活性な部分と思われていた”液胞”が行っている全容を解明し、オートファジーにかかわる14の主要な遺伝子「ATG(AuTophaGy)遺伝子」を発見しました。

これにより、飢餓への適応を始め、ガン細胞の抑制や病原体の排除、細胞内の浄化などさまざまな研究が世界的に行われるようになったようです。

筆者の拙い解釈によると、細胞内の不活性でごみ溜めと思われていた”液胞”内に細胞質成分を取り込んで、”液胞”が持つ分解酵素により、細胞質成分を構成するタンパク質をアミノ酸へと分解し、そのアミノ酸をDNAにより新しいタンパク質に合成しなおして生命活動に必要なエネルギーと人体を創る働きを新たに得る細胞内のリサイクルシステムが機能されていたということのようです。

つまりは、細胞内で不要となったタンパク質を分解し新たなアミノ酸を創りだし、それを細胞内のDNAに送り込んであげることで新たに生命活動に必要なタンパク質を得る仕組みであり、端的に言えば、古くなったタンパク質を分解して新しいタンパク質に作り替える働きであす。

細胞体積の大部分を占める”液胞”による「オートファジー(自食作用)」は、大隅教授によって提唱され、一日に必要なタンパク質200gを自ら合成しているという人体に元々備わっている”謎多き”機能のメカニズムの解明に進展をもたらしたようです。

そして、この「オートファジー(自食作用)」は絶食状態、もしくは飢餓状態が続くことにより、活発に働くようになることが研究から分かりました。DNAに導かれて生命活動に必要なタンパク質が合成される働き(DNA→mRNA→→タンパク質)、人体の本来の力を呼び覚ますリサイクル機能の活発化が、結果として健康に繋がるために、大隅教授は定期的な「断食」をするを推奨したのです。

大隅教授のノーベル生理学・医学賞受賞を機かどうかは分かりませんが、2019年3月(この記事は2019年3月に改訂しています。)現在では、日本を始め世界中のYouTuberが「断食(ファスティング)」を行い、アトピー性皮膚炎が治った、肌が若返った、健康的に痩せた、花粉症が治ったという魅力的な効果を報告しています。

大隅教授のオートファジーの研究について詳しく知りたい方はコチラを参照してください。

さて、人が1日に摂取するタンパク質の量は70gほどであり、足りない分を細胞内のリサイクルシステムと呼ばれる「オートファジー(自食作用)」が担い創りだしているそうです。つまりこの「オートファジー(自食作用)」が断食や飢餓状態を誘発することにより活発化すれば、生命活動に必要なタンパク質のほぼ全てを食事からの摂取に頼らずに細胞内のリサイクルのみで創りだすことも可能ではないかというのが、最近の断食や不食実践者達の根底にある理論だと思います。

そしてそれは人体のもつ本来の力を呼び覚まし、細胞を若返らせる、肝細胞に働きかけると断食実践者の間では信じられているようです。

実際、このことを裏づける事実として「鶏の強制換羽」が挙げられます。

年老いて質の悪い卵しか産めなくなった養鶏場の鶏は一か所に集められて7~14日間の”絶食”をさせられるそうです。この絶食により死亡する鶏は全体の2%足らずであり、残りの98%は生き延び、再びエサを与えだすと同時に羽が全て抜け落ち、それと同時に新しい若鶏同様の羽に生え変わり、そして産む卵も若鶏同様に生き生きとしたものに復活するそうで、これは端的に言えば”若返り”を意味し、再現性が確立されている為に数多くの養鶏業者が行っていることのようです。

実際にとある養鶏業者の人がこれは人体に応用できるのではないか?と考え、また鶏にさせる苦悩を自ら味わうべきと考えて、自ら14日間絶食し、「あと一週間はいけそうだった」と感想を述べているほどです。

これらの事実を筆者なりに突き詰めて言い換えるならば、活発化された「オートファジー(細胞の自食作用)」は、人体における”若返り”や”老化防止”に繋がり、またエネルギー循環の永久機関となり得る可能性を秘めているのではないでしょうか。

関連:絶食療法の科学(YouTube)

 

寄り道:ミクロとマクロの関連性

脳の神経細胞と宇宙の酷似
出典:Pinterest

さて、話は戻りますが、生物学を履修したことがある人ならば、細胞内の大部分を占める”液胞”の存在を覚えているはずだと思いますが、この老廃物置き場と思われていた”液胞”ですが、筆者は、人体にとっても敬遠されがちな”脂肪”に値するようなものだと拙い解釈をしていた記憶があります。

断食などダイエットをすれば、人体で毛嫌いされる”脂肪”を燃焼させてエネルギーを創りだすことは周知の事実ですが、それは人体のマクロな視点であり、ミクロな視点、つまり、細胞レベルでも不要に思えた”液胞”が細胞のリサイクル活動の場として使用され、古くなった細胞質内のタンパク質は新しいアミノ酸へとリサイクルされDNAに従って生命活動に必要な新たなタンパク質へと合成されていくという人体の刷新作用が働くということは、ここで一つ、また宇宙の普遍的真理に迫った気が筆者はしました。

それは、物質の最小構成粒子である”原子”における中心には陽子と中性子が存在しその周囲を電子が回っているミクロな構造に対して、恒星(太陽)を中心として複数の惑星(地球など)がその周囲を公転して形成される”惑星系”のマクロな構造の不思議な類似性。

さらには、2014年に米マサチューセッツ州ブランダイス大学博士課程マーク・ミラー氏によって出された研究論文において話題となったこと、数μ(ミクロン)の世界である脳の神経細胞であるニューロンを映し出した画像に対して、数10億光年にも及ぶマクロな範囲の銀河の形成、即ち、宇宙空間を映し出した画像の酷似が想起されます。

ミクロ(極小)とマクロ(極大)が、かけ離れた対極に位置する2つの存在が、実は同じ構造を持つことがこの宇宙の普遍的真理の1つとしてプログラムされているのではないでしょうか?

このことから、ミクロ(極小)が小さすぎて視えないときは、マクロ(極大)から想像をして類推すればよい、またその逆も然りという、”善”と”悪”など常に”二元性”がキーワードであるこの宇宙において、人類が未知なるものを推測する際の大きな指標を得た気が筆者はしたのでした。

関連:原子と惑星系、ニューロンと銀河の類似から、人と宇宙の本質を探る

筆者の断食体験、人は液体のみで生きていける

固形物を食べないジュースダイエット
出典:pixabay.com

筆者は昔、『不食』という「人は食べなくても生きていける」という概念と世界中に点在する「○○年間何も食べていない」、「20年間毎日青汁一杯飲むだけ」という人々をネットニュースなどで見て、有名な実践者の本をいくつか購入して読んでいる内に、どうしても自分自身の体で実践してみたいと思い、実は当時「不食ブーム」が欧米のネット社会で賑わっていたこともあり、自分で実践してみました。

2週間は準備期間として、夕方におにぎりを2~3個のみ食べる生活をしました。

この時は結構お腹空きましたが、お腹が空くことが心地良いと感じるようになっていった有意義な期間でもありました。

次に液体のみの断食生活を始めると、1~2週間目はカフェオレ、ココア、野菜&100%果物ジュースなどを好きなだけ飲んで過ごしました。固形物は一切食べないという自分の中のルールです。

3週間目を迎えると、栄養素をジュースから摂らなくても生活できるのではないか?と思うようになり、お湯に醤油を数滴垂らすだけ、限界が来たらコーラを飲んで糖分摂取する、というような栄養素を可能な限り断つという試みをしました。

この3週間目に過激な無理をしてしまったために、合計3週間でおよそ20kg近くも病的に激ヤセしてしまい、さらに顔の頬がこけ落ちて当時20代前半だったのにも関わらず50代の顔相になってしまい大変焦りました。当時ウエイトトレーニングで増量を目指していた筆者は、体重が不健康な感じで激減したことが予想はしていましたが耐えられずこの液体のみの断食の試みを断念しました。

その後の検証で、1~2週間目の栄養素が豊富な野菜ジュースのみだったら永遠に続けられたのではないかという感触を得ました。ですから3週間目に無理をして栄養素断ちをしてしまったことを後悔しています。

この体験から得た学びは「人は固形物を食べなくても生きていける」ということでした。ただしアスリートクラスのトレーニングをする人はさすがに不可能ではないのかなとは思います。

そして、筆者が行った液体のみの断食において、野菜ジュースや100%フルーツジュースなどを摂取するのなら良いですが、筆者のように砂糖のふんだんに入ったミルクココアばかりを摂取していたのでは人体の解毒作用が働かない為に断食の効果が薄れますので、液体のみの断食に挑戦したい方は、必ず野菜ジュースを中心として、砂糖の摂取をなるべく控えることをお勧めします。

私達は、「固形物を食べないと生きていけない」、「1日3食を食べないと体が機能しない」、「1日に何十品目のものを食べ栄養素を欠いてはいけない」と考えていると思いますが、その既成概念の大半は1900年代に入って食品業界のマーケティングにより私達に刷り込まれたことであり、それがいつしか私たち自身の考えとして定着した”思い込み”でしかなかったと言えます。

そして、筆者は上記の体験などを繰り返すうちに"食べるからよりお腹が減る"という意外な事実を発見したのでした。

関連:【断食指導者が語る】ファスティングのガチでスゴイ効果BEST10(YouTube)
 

現代人は食べ過ぎている、朝食抜きで胃を休めよう

食べない健康法
出典:Unsplash

私達は「朝食を必ず食べましょう!」と教わってきたと思います。

しかし、筆者はアルバイトとフリーランスの兼業生活を始めた時に忙しくなりすぎて朝食を抜かざる負えなくなりました。

朝、少しでも長く寝ていたい、朝出勤前に5~10分身体トレーニングをしてから家を出たいというタイトなスケジュールは、朝食を食べる10分という時間を割くことが不可能になってしまったのです。

元々それまでの筆者は意地でも必ず朝食を詰め込んでから出勤していました。

究極のタイトスケジュールになってしばらくしたある日、仕方なく朝食を食べれずに出勤せざるおえなかったのですが、結果、朝食を食べない方が、断然、身体が軽くアルバイトがはかどったために、そのまま朝食を食べずに毎日を過ごすようになったのです。

この習慣はフリーランスが本業となった現在でも継続している"本物の習慣"であると言えます。

筆者は、プロアスリートを目指して本格的なトレーニングを若い頃に長年積んでいましたが、この世界では筋肉で増量をするならば1日6食の食事でという考え方がかなり一般的になっていましたので、筆者もアメリカからプロテインをバケツ単位で輸入して1日6食を目指して食事や栄養補給をしたものでした。

しかし、プロテインを1食に計上したとしても、とにかく胃を始めとする内臓がすぐに疲弊してきて、物凄く体に悪いことが体調から分かるようになりました。またどれだけ食べても、食べただけでは筆者は増量をしない体質であることが再び確かめられただけでした。

食べた量に全く関係なく、筋トレで消耗した分しか、体は栄養素を吸収しないし、筋肉が付かないということを認識しました。これはパワー系のスポーツで信じられている定説と真っ向から反することですが、筆者は自らの体験と検証でそのような結論に至った為に、筆者はそうであると信じています。

実際にスポーツトレーニングを激しくやればやるほど、胃がえぐられるように食べ物を大量に欲します、このようにナチュラルに体が欲する分だけが栄養を吸収できる量であり、筋肉となる量でもあります。食べたから筋肉が付くのではなく、激しいワークアウトをしてその分の栄養を補ったから筋肉が付くということが分かったのです

運動をしていないのにプロテインや食事を沢山食べても筋肉は付きませんし、脂肪がつくだけで、スピードが落ちてしまうので、スポーツ選手だけでなく、全ての人間にとって悪い影響しかでないでしょう。

たしかに、液体のみの断食をしていた時に日中のエネルギー不足で悩みましたが、トレーニング直前にトマトジュース1ℓを流し込めば絶対にエネルギー不足になることはありません。

また海外の男性で、20日間、水のみしか摂らない断食を敢行した人は、1日8~9時間の仕事と通勤をして、さらに仕事の後にジムでウエイトトレーニングを通常通り行っていた、そして、エネルギー不足をほとんど感じなかったと言っています。さらに体重も少し減った程度だったそうです。全ては気持ち次第なのかもしれません。

ここまで極まることは常人には非常に難しいことですが、私達は食べ過ぎている、ということだと思います。
 

昔の日本人から学ぶ日本食と粗食の計り知れない可能性

飛脚 昔の日本人
出典:Pinterest
さて、日本人の古来の食生活がいかに優秀かをお話したいと思います。
“ベルツの実験”というものをご存知でしょうか?

ドイツの高名なエルヴィン・フォン・ベルツ医師が日本に明治時代に滞在した際に、日光東照宮を必ず観るように勧められて2回行ったことがあります。
東京の上野から日光までの110kmの道のりを1回目に行った際には馬に乗って、馬を6回も乗り換えたそうですが、2回目に行った際には、人力車を雇い、2台の人力車で仲間と共に向かい、なんと110kmの道のりを人力車夫はほとんど休憩を取らずに14時間半でベルツ医師達を乗せたまま走破してしまいました。

このことに驚いたベルツ医師はこの22歳と25歳の人力車夫を3週間雇いあげて片方にはドイツ式のタンパク質を始めとする栄養豊富な肉食、片方にはこれまで通りの玄米と漬物と味噌汁程度の普段の粗食という条件で、毎日40kmの道のりを80kgの男性を乗せて走ってもらうという実験をしたそうです。

実験3日目には、肉食を摂らされた人力車夫は疲労が抜けずにベルツ医師に懇願し元の日本食の粗食に戻してもらったところ、また従来通りに長距離を走ることが出来るようになったとのことです。

このことからベルツ医師は、当時文明開化で欧米式の生活習慣を積極的に取り入れていた明治政府に「日本人には日本食を」と推奨しましたが、明治政府は別の医師が推奨したドイツ式の身体を大きくする肉食を政府として推奨するようになったとのことです。

ちなみに著書「ベルツの日記」によると、当時の日本人女性ほど母乳が出る人種を見たことがないとも述べられているようで、日本食というものに隠された計り知れない可能性を再認識させてくれるものとなっているようです。

また当時の日本人女性は、非常に力が強く、米俵を運ぶのは女性の仕事とされており、トップクラスの女性達は米俵6俵(300kg)を背中に背負うことが出来たことが写真と記録で残っています。

これ以外にも、有名なのは、江戸や明治時代の飛脚で、当時の飛脚は1日に150km、フルマラソンの3倍以上を走破していたといいます。これは人類史上最高クラスの体力であることは間違いなく、飛脚もまた玄米などのおにぎりと漬物を途中でつまむ程度で走りきっていたという記録が残っています。

私達は、食べなければ体力が付かない、肉を食べないとエネルギーが出ない、と考えていますが、こういった概念を真っ向から覆す新しい常識が、実は昔の日本人から学び直すことができたわけです。

 

お腹を空かさない、食べたいと思わない為の秘密

食欲を沸かさない方法
PHOT:Fancycrave
筆者より健康食のマスターは五千万と世の中にいますし、筆者は、ただ何となく体にいい感じがするからという理由で朝食抜きを行ったり、なるべく菜食にしたり、たまに断食をしてきました。
大したことはやっていないのですが、10年以上こういったことを体の声に従ってやっていると、色々なことに気が付きましたので何かの参考になればと思い書かせていただきます。

・気持ちではなく、身体が食べたいと感じるものをその時に食べると一番美味しい。仕事終わったらコーヒー飲もうと決めてたとしても、体が100%フルーツジュースを欲している時は本当に美味しい。その時に体が何を食べたいのか聴くことが重要。(肉を欲してくるのは経験の残像であり体は求めることはまずない。)

・食べたり飲んだりしたものがどのように自分の身体で消化されて排出されるか自分のイメージの中で内視鏡する習慣を続けると自然と体に悪い食べ物や飲み物、余分な成分、悪い添加物が掛かっているなど分かるようになる。

・結果として、米、うどん、蕎麦、豆腐、納豆、サラダが一番美味しいと感じるようになる。そして数ある美味しそうなドリンク類を華麗なるスルーをしてからの100%フルーツジュース、からのミネラルウォーターを一番欲するようになる。

・ガムを噛んでいると食欲がなくなる。(よく言われることだが。)

・PCで作業している時は歯と歯を噛み合わせて鼻呼吸で静かに作業していると全くお腹が空かないし長時間集中できる。

・食べたい時は心行くまで食べる。

・食べないことよりも、”身体に悪い”ものを食べないことが最も重要。

是非、参考にしてみてください。

毎日15時間のプチ断食or一日一食or液体断食or水断食?

天体観測 少食のススメ
出典:pixabay.com

さて、運動を特に意識してしない成人で、体が純粋に欲する食事量というものは、1日3食はいりません、1日1~2食で十分なのです。筆者も怪我と故障により運動ができない日々が長年続きこのことを体験から学んだのです。

そして、1日3食は、人間の古来からの食習慣ではなく、極めて近代、現代に創られた習慣であるということを理解した時に、上記の1日6食体験から内臓が疲弊した経験を合わせ、とにかく毎日内臓を休めなければならないという結論に至りました。休めることにより各臓器の機能が向上するからです。

筆者の長年の様々な体験と検証、得てきた情報から導き出された再現性ある理論としてこのように収束した時に、偶然、朝食を食べる時間が無いほど忙しくなった筆者は、朝食を抜いて毎日12~18時間程度をプチ断食する日々を送るようになりました。

日中の筆者の仕事は大変忙しく外回りをひたすらしていたので、大変体力が消耗しましたが、最終的には夜3時過ぎにラーメンの夜食を食べてから就寝し、朝7時頃起床して次に食事をするのは夜18~21時頃で毎日15~18時間をプチ断食していたわけです。

そして日中は、夏であろうが冬であろうが体力を激しく消耗しますが、自販機のジュースか水さえ飲んでいれば、全然へっちゃらでお腹も空きませんでした。ある意味30過ぎにして進化している充実感すら感じていましたし、「ZONE(ゾーン)」に入っている心地良さがありました。

さすがに夜20時頃になるとヘトヘトにはなりましたが、夜は好き放題なんでも美食する時間、舌鼓の時間と決めているので全く気になりません。日々精進しているのだから食べてよいのです。

この体験からアスリート及びアスリートを目指す人のような激しいハードトレーニング(1日2時間以上、滝のような汗と息切れが連続するような密度の濃いトレーニング)をして、胃がえぐられるように食べ物を欲するほどのワークアウトをするわけではない大多数の社会人は、1日12~18時間をプチ断食して何ら問題はないどころか、胃が休まり、体も栄養が無くなる状態と栄養が満たされる状態の緩急が効くために非常に体に良いということが筆者の感覚でハッキリと分かりました。

筆者は、朝は100%ぶどうジュースか水を飲むだけです。

現在では夕方早めにはその日初めての"朝食"を好きなものを好きなだけ食べていますし、夜食もラーメンを深夜の寝る前に食べていますが、至って健康に良い理想の食習慣であることを感じています。健康診断の結果も全て良好ですし、肌つやも良いですし、体重の増減も特にありません(痩せようとも太ろうとも思っていない為)、体脂肪率10%程度のメリハリの効いた肉体を維持していると思っています。

今、世界的に少食ブームが到来しています。

ミュージシャンのGacktさんやビートたけしさん、タモリさんを始め、各分野で異彩を放っている人の多くが「一日一食」生活をしていると語っており、最近では東洋文化に日本人よりも傾倒する傾向のある欧米人の多くが「断食」や「一日一食」をしています。

「断食」を英訳すると「ファスティング(fasting)」ですが、検索すれば情報は五万と出てきますが、海外のファスティング実践者のYouTuberは沢山いて、水のみで過ごす断食を「WaterFasting(水断食)」と彼らは呼んでおり、30日程度の水断食達成者は大勢います。またそれらのコメント欄で体重が200キロを遥かに超える人が、現在、水のみの断食を200日実践しており、体重が70キロ減っているという経過報告を見たこともあります。

筆者もこうした刺激を受けて、チャレンジ精神に火がついてしまったこともあり、また人体の未知なる領域を開発したいという気持ちにかられています。ですから、そろそろまた、トマトジュースや野菜ジュースを中心とした可能な限り液体のみの断食にまた挑戦したいと思っています。その経過や報告はまた新たな記事で報告したいと思っています。

この記事を読んだ貴方は、とりあえず朝食を食べなくても全力で仕事をできますので、今までの固定観念を一度取り払って、「断食」、「一日一食」、「液体断食」などなど、お腹が空いている状態は体にいいと認識していただいて、新しい食習慣を取り入れていくと健康に良いと思います。

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関連:20日間水を飲むだけの生活で、私のからだに起こったこと。(YouTube)


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