筆者はダブルワーカー時代にアルバイトとフリーランスの二束の草鞋を履いていましたが、その時に必要に迫られて1日2回の睡眠を取る多相睡眠、または分割睡眠のスタイルを確立しました。

そして長年に渡り、多くの人がそうであるように睡眠時間を削らなければならなかった為に、仮眠の有効性というものをハッキリと体感しています。

今日は、効率的な睡眠に関する筆者の体験談とそれにより導き出された筆者独自の睡眠の本質に関する概念をお話します。

■多相睡眠(分割睡眠)とは

多相睡眠、分割睡眠
出典:Wikipedia

多相睡眠(Polyphasic sleep)、分割睡眠 (Segmented sleep)とは、

一日に複数回の睡眠をとること。 人工照明発明以前の人類が行っていた、動物の一般的な睡眠法

引用元:Wikipedia

多相睡眠、分割睡眠と言っても睡眠の分割の仕方や合計睡眠時間には様々なスタイルがあるようです。

そして意外なことに、電気が発明される以前の中世、近世ヨーロッパでは2相睡眠と呼ばれるスタイルが一般的であったそうです。

冬などは日照時間が10時間しかないために、

夜最初に寝てから一度目覚めるまでが「第一睡眠」

その後、一度起きてから再び朝まで寝るのを「第二睡眠」と呼んでいたようです。

以上のことから、多相睡眠(分割睡眠)は、人間や動物が本来持つ睡眠スタイルの1つであると考えてよいと思います。

古くはレオナルド・ダ・ヴィンチやエジソン、ナポレオンなど数々の歴史的偉人がこの分割睡眠を実践していました。

 

筆者の実践記と感想

仮眠の有効性
出典:pixabay.com

そして、筆者の場合は、アルバイトから帰宅後の大体ですが夕方4時頃から夜7時頃までと、朝4時から朝7時頃くらいまでの合計6~7時間程度の睡眠を取っていました。

1度で睡眠をまとめて6~7時間取らない理由は簡単で、アルバイトから帰って食事を済ませてリラックスすると必ず眠気が襲ってくるために、その後の家でのフリーランスのデスクワークを眠気をこらえてするのが効率が悪い為に、一度眠って自然と目が覚める時間に起きて、仕事をしていたからです。

この生活はフリーランスを本業とするまでの5年以上続きましたが、現在では、無理に眠気をこらえて仕事をすることは効率が悪くなり、良い作品が生まれない為になるべく分割睡眠は筆者は行うことがなくなりました。

感想としては、出来るならば、1度に纏めて7時間眠るのが人間にとって最適であるという感想を持っています。

なぜかというと、2時間以上眠る本格的なノンレム睡眠に突入すると人間は全身の体の疲労回復と修復を行い出し、筆者の場合は全身の筋肉が沸騰するような泡立つような感覚で修復されているのを毎日のように感じています、この泡立って沸騰しながら修復されている全身の体は、いくら自然に目覚めたからといえ、起きた後に「修復疲れ」を起こしているのを感じます。

「修復疲れ」とは、具体的には、全身の先端部分が血流で修復されたことにより、その名残で若干痺れた(沸き立った)感覚であること、脳も同様に眠りから起床への状態変化による痺れ(沸き立つ感覚)が名残としてある事です。これが1日に1回ならば正常ですが、2回「修復疲れ」が起こることは体にとって負担が少し多いのかもしれません。しかし、筆者の場合、異常なく健康に5年間以上を過ごせたのです。

眠りから起きるという体内環境の変化は体にとってはそれなりの負担であることは科学的にも言及されており、1日に多くても2度までに抑えるべきで、やはり1日に1度の睡眠がいいとしかいいようがありません。

しかし、ダブルワーカーの人の場合は、それでも1日に2度の睡眠が最も効率よく仕事に集中力を発揮できる睡眠法であると筆者個人の場合は経験から結論付けをしていました。

 

15分~20分仮眠の有効性

仮眠の有効性 夏の夜の草原
出典:pixabay.com

例え、1日にまとめて5時間から8時間程度を寝たとしても、日によっては日中こらえようもない眠気に襲われることがあると思います。

そういう時は、常識だとは思いますが、5分でも椅子に座ったままでも眠ると断然違いますし、

深い睡眠に落ちる前に起きるという横になっての『15分仮眠』が最も良いと言われています。

筆者の場合は、まとめて睡眠をとるライフスタイルの場合で、日中にどうしようもない眠気に襲われ、その後に運転やデスクワークに集中しなければならない場合は20分仮眠をスマホのタイマーを利用してしています。

これは非常に有効で、前日1時間しか眠れなかった寝不足の日でも、昼間に15~20分の仮眠を1度すれば、仮眠終了後から5時間は眠気に一切襲われないという非常に高いコストパフォーマンスを発揮します。

そして5時間後に再び眠気に襲われたら、また15~20分の仮眠を行えば、またさらに5時間は一切眠気に襲われないために、本格的に寝不足の日で1日中運転や仕事をしなければならない時には、この仮眠法はなくてはならないものとなります。

仮眠の時間は、筆者は20分が最も最適であると考えています。15分でも良いのですが、20分の方が気持ち的に寝た気がするのは当然で、さらに寝起きも15分仮眠と同様に良いからです。しかし25分になると起きるのがしんどくなります。

そして、最も重要なのが、大人に成ると日頃忘れてしまいがちですが、寝起きにしっかりと"伸び"をして眠気の原因である血中老廃物を頸椎(首のあたり)や脊髄(背中のあたり)に滞留して血流を妨げているものを、伸びによる圧力を掛けることで圧力鍋と同じ原理で(実際に伸びにより圧力が高まると加熱されるのが体感できます。)血液の中へ分解除去して、脳や全身の毛細血管へしっかりと血流を流してあげることです。

興味のある方は、筆者が考案した世界でも類を見ない伸びによる疲労回復と眠気の分解除法を解説した記事をご参照ください。

この伸びによる疲労回復と伸びによる疲労回復と眠気の分解除法を理解してマスターすれば、睡眠とは何か、睡眠と疲労回復に対しての本質的な理解が各人で芽生えるはずなので是非マスターされることをお勧めします。

 

未だ謎多き『眠気』と『睡眠』の正体とは

人体と血流の樹木、睡眠のイメージ図

上の図は、睡眠中の人体を表し、筆者の脳裏に映る映像を画像化したものです。

樹木を人体の血管、脳の血管にそれぞれ例えており、普段悪しき生活習慣により通行止めとなっている枝葉に相当する毛細血管に血液を届けることにより、脳と体の2つがそれぞれ沸騰するように沸き立ちながら回復していく様子を表したものです。

筆者が提唱する持論としては、『眠気』とは、血中老廃物が頸椎に溜まることにより、血流をシャットダウンし、脳に血液が回らない貧血状態によって引き起こされることなのです。

そして未だ謎が多い『睡眠』とは、体を横にして活動停止することにより、脳に血液(酸素を運搬する赤血球)を回らせて脳を回復させることと、全身の閉じてしまった毛細血管の細部まで血流を巡らせて回復させる、脳と体の2つの血流による栄養素の運搬と老廃物除去がなされる疲労回復の行程からなっていると筆者は考えていますし、筆者の脳裏には体と脳を樹木としたイメージ映像が長年映し出されています。

よく言われるのが、日中にジョギングをするといつの間にかその後の時間も眠気が来なくなっていたという体験談があります。

そして、肉体労働者の場合は、『仮眠』を取るよりも全力で体を動かすことによって、血液の循環が促進されて、眠気の原因と推測される血中老廃物が頸椎で溜まって血流をブロックしてしまうことなく全身に駆け巡って分解処理されるために、仮眠を取るよりも体を動かして血流循環を促進することに没頭した方が眠気がこないだけでなく、眠気物質(血中老廃物)が分解除去されるために、仮眠、睡眠と同じだけの効果を得られることになると説明すると理解しやすいはずです。

この『仮眠』『眠気』『睡眠』に関する知識に関して、新鮮だと思ってくれた方は、伸びによる疲労回復と眠気の分解除法を解説した記事を読んで体得し、イメージとしてしっかりと刻み込んで吸収してください。

貴方の睡眠の質を向上させ、より良いライフスタイルに導くものであると筆者は確信しています。

最後までお読み頂き有難うございました。

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