今日は、私達が生きる上で、とても重要で、究極的に知っておきたい法則についてお話します。
酒、タバコ、SEX(+自慰行為)、砂糖、ドラッグetc….
これらの比較的手軽に得れる快楽を毎日のように貪ることは果たして身体と精神に何の犠牲も残さないのでしょうか?
犠牲(代償)が伴うとしたら、具体的にどのような犠牲が伴うのでしょうか?
禁じることにメリットはあるのでしょうか?
追及してまいりたいと思います。
その"快楽"ただで得れていると思っているのですか?
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まず初めに、「全ての快楽にはそれ相応の代償が伴う(”All of pleasures must pay equal price”)」という言葉なんですが、これは同じような概念は世の中におそらくあったとは思うのですが、この言葉、実は筆者が考えて以前のブログでお話をしました。そして、その後もなかなか同じような概念の言葉に出会わないので一応語らせて頂きます。
以前のブログでも結構評判が良くて、いくつかのブログの方達も紹介して共有して下さっていてるわけですが、この概念自体は昔から気付いている方は世界中に沢山いたと思うのですが、今改めて、もう一度、日本人へ、そして世界に向けて再発信する必要を感じています。
さて、今日のお伝えするお話は、別記事の「全ての物事の帳尻は完全に合う」という概念、世界中多くの人が感じている宇宙の法則的な考え方を別の視点から捉えていると考えることも出来ます。
最初にサラッとお話するのは、人生で努力した結果に得られる自己実現、試験合格、長い片思いからの恋愛成就、ビジネスの達成感など、人の人生で至高とされるエクスタシーといったものは、当然それに至るまでに壮絶な努力を積み重ねてきた為に、今日のテーマ「全ての快楽にはそれ相応の代償が伴う(”All of pleasures must pay equal price”)」を最初に証明してくれています。
しかし、人は、もっと短絡的に快楽を得たいと考えてしまうものです。
これから理由をご説明します。
まず短絡的な"快楽"と言えば、何を想像しますか?思いつくものを列挙してみると….
酒、タバコ、SEX(自慰行為)、違法薬物、甘いもの、睡眠、大食いetc….ですね。
それでは次の章では、どのような代償があるのか見ていきましょう。
"快楽"と"代償"その実例を考察
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酒(アルコール)
アルコールというものは、本当に危険で代償が伴うと言えます。
アルコールは健康に深刻なダメージを与えることは皆さんも周知の事実だと思います。
例えば、ビール一杯飲むと脳細胞が100万個死ぬと言われていますし我々がまだ知らないアルコールの深刻な健康への悪影響がまだまだこれから明らかになっていくと思います。
筆者は『短時間高強度トレーニング』を行っていますが、ビール2杯飲むと1週間はパフォーマンスが落ちるだけではなく、トレーニング中に明らかに無駄な苦しさが増しています。痛々しい感覚が伴うのです。
タバコ
タバコの害はご存知の通りです。肺を壊滅的に侵食し、真っ黒に偏食させます。そして著しく肺活量を下げます。肺癌のリスクを上げるだけでなく、老化を急速に促進するのがタバコです。
また今では完全に吸わずに長年経過してますが、昔、禁煙と喫煙を繰り返した筆者だけが発見したのですが、タバコを吸うと翌日の朝起きるのが信じられないほど眠いのです。
また筆者独特の感覚では、生命力そのものをタバコの煙でいぶして燃やしてしまっていることが脳裏に映ります。
余暇時間を埋めてくれる本当に美味しいものがタバコですが、とてつもない大きな代償を支払っていると言えます。
カフェイン
カフェインを摂取するとまず最初に全身の毛細血管が閉じていきます。その結果として、肺胞が縮小され閉じてしまうので一呼吸での酸素摂取量が著しく低下するために肺活量が下がります。この酸素不足を補うために通常よりも心臓は鼓動する回数を増やして、呼吸回数と速度を上げていくよう体に要求します。
全身の毛細血管も収縮してしまうことは、最初の2時間くらいまでは全身の先端部分が酸素を欲しがってジンジンとうずく感覚になる為に、体が興奮していると感じていきます。
酸素不足による胸のドキドキと全身の末端部分のジンジン、これらが合い重なってカフェインの興奮作用は2~6時間ほど継続し、ダルい肉体にドーピング同等の働きをして活気付けてくれます。
しかし、この好調だった2~6時間が終わると、待っているのは、つけを払う為の魔の24~48時間が待っています。
つけを払う魔の24時間の間、閉じてしまった肺胞と毛細血管は正常の大きさ(太さ)に回復せずに収縮したままです。
この魔の24時間の間では、まず細くなった血管を酸素を運搬する赤血球が上昇することが難しいために、脳が酸欠状態になり貧血状態が続きます。寝る場合は脳に十分な酸素が供給出来ない為に睡眠効果が下がり、必要睡眠時間が延びるか、通常睡眠時間で起きた時眠く疲れが回復していません。
そして体の末端部の毛細血管が閉じてしまっているので、末端部の感覚が鈍くなり、力が入りづらくなります。拳を握ってみれば分かります。それだけでなく、血行が行き届いていない状態ですので、軽い軽い風の悪寒のような痛々しい感覚で24~48時間を過ごすことになり、体力的に全力を出すことが億劫になる体調となります。
上手くいけば2~6時間の興奮作用を得られるカフェイン、そしてほぼ必ず(多くの人が知らずに)訪れている魔の24~48時間の反作用。反作用の方が大きくて割に合わないくらいと言えそうです。
筆者の体験によるカフェインの害をさらに詳細に知りたい方は、『カフェインは危険!コーヒーは眠気覚ましの嘘に気付け』をお勧めします。
SEX(+自慰行為)
性欲は三大欲求の1つであり、人間にとって必要なことであると思います。
SEXは愛し合う夫婦間や恋人間ではとても良いエネルギー交換がされるもので、素晴らしいものとされています。
しかし、好きな人とするSEX以外のこと、または自慰行為のことを"無駄撃ち"と呼びます。そこに共鳴する愛と感動がないからですね。
またオルガズムに至らなくても、脳がフワァーっと明らかに気持ちよくなってしまう時から肉体的なダメージ(代償)は起こり始めます。
これらは本来、子供という、一つの生命を生み出すという、生命力そのものを無駄に輩出する行為なので、過度にやってしまうと、精神的には怒りやすくなりまた同時に意志が弱くなっていきます。肉体的には頭が四六時中ボーっとして二日酔い状態の体調になってしまい、老化を促進します。
今でも全盛期が史上最強だったという呼び声高かったモハメド・アリはチャンピオンになる試合までの1年間を自慰行為含めて完全禁欲したと言われています、そしてチャンピオンになりました。
ボクシングの世界では「SEXは足に来る(ノックダウンしやすくなる)」として非常に有名な話で、現代でも頭の良い格闘家の方は試合前に期間を定めて禁欲をしています。
世界中の多くの偉人が禁欲を行っていたことは知っている人は結構知っていますが、知らない人は知らないという、本質的な知識を理解できる人と出来ない人の二極化が今起こっています。
やる気になれば自分1人の意志決定であれだけの快感をいつでも創り出せて毎日何回でも楽園状態になれるのに、何のデメリットがないほど世の中は美味しく都合よく出来ていないのですね。
おそらく快感でいえば、最も大きいものの1つなので、代償はとても大きいことを理解して行うことが良いと思います。
とは言っても、完全に断ち切ることは一般的な感覚から言えば難しいですよね。ですから、愛している人、感動を共有できる人とだけにすること、なるべく自家発電は控えるという"中庸の道"が望ましいのではないでしょうか。
違法薬物
例えば覚せい剤使用のビフォーアフターを見れば歴然ですが、どの人も1年くらいで別人のように劣化して老化してしまっています。
筆者は違法ドラッグに全く興味ないですが、生命力そのものを削ってとてつもない快感を引き出していると考えたほうが良いですね。
実際に私達人間が死亡する瞬間も、苦しさの後にとてつもない快感に包まれているという、臨死体験を追求した科学系ニュース記事を読んだことがあるのですが、違法薬物も脳細胞が死滅することにより"トリップ感"を得ていると理解した方が良いでしょう。とてつもない大きな代償を支払っていますね。
砂糖
でも「砂糖の害」などで検索してもらえば沢山情報は出てきますが、砂糖を食べると肌が老化すると言われており、実際長期間甘いものを一切食べなかった人は、相当外見がカッコ良くなって異性にモテまくったという報告をネット掲示板で報告している人を筆者は見たことがあるのですが、ただ同然で得られる甘いものの快楽は、おそらく肉体を弱く劣化させていると思いますので、甘いものは控えめにしておいた方が良いと思います。
とはいっても、色々な禁欲に挑戦して自分自身の肉体と精神の変化を自分で観察してきた筆者も完全な砂糖禁だけは1か月半しか続かなかったので、"控えることを意識する"程度にすることが最も望ましいと思います。
惰眠
睡眠は三大欲求の1つであり、人間にとって絶対に必要な要素ですが、眠ることは快楽と言え、寝すぎは、本来自分の余暇を楽しめる時間を犠牲にしているとも考えられます。
惰眠をしなければ貴方の大好きなことが出来るのにと考えると代償を支払っていると言えますね。
睡眠は起きている時間の本気度や集中度を増していけば、とても濃いものとなり圧縮が可能ですので、必要だと感じる時間を寝て肉体と脳を回復させ、後の無駄に寝る惰眠は避けることが可能と言えます。
大食い
食べることは三大欲求の1つであり、快楽、快感そのものですね。ただ当たり前ですが太りますね。「食べる=老化」と主張する人達もいます。糖尿病の危険性もあります。これも快楽と代償の代表例ですね。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
今日列挙した”短絡的な快楽”ですが、多少のお金は掛かりますのよね?でもその多少のお金だけの代償では補いきれない、”本当の代償”が裏に隠れています。そのことをいち早く理解して、自己実現など、長期的な努力の末に得られる”本当の快楽”、即ち人生のエクスタシーを得れるよう生きていくのが望ましいのではないでしょうか。
最後までお読み頂き有難うございました。
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