今日は、画像編集実践編STEP2、無料のWEB画像処理ソフト『Pixlr』の全体操作の把握をしていきたいと思います。

記事下にこの記事を実践して説明している動画が配置されています。

Pixlrの全体表示を理解する

Pixlrの操作方法 使い方

この画像はブラウザで操作可能なオンライン無料画像ソフト『Pixlr Editor(ピクセラエディタ)』の操作パネルです。

左から、「ツールBOX」が配置されています。画像編集作業をする際の「ペンキ」や「ブラシ」、「切り取りツール」などが沢山入っています。ツールBOXの1つ1つの操作は次回説明していくので割愛します。

右には「ナビゲーター・パレット」、「レイヤー・パレット」、「履歴パレット」が上から順に配置されています。

「ナビゲーター」は作業中のキャンバスが全体の何%現在表示されているのか、どの部分が表示されているのかを一目で確認できます。

「レイヤー・パレット」は、キャンバスにはレイヤーが何枚重なっていて、1つ1つのレイヤーごとに細かい編集作業を行う際にユーザーが分かり易く把握するために存在します。

「履歴パレット」は自分が作業した履歴を確認し、また3つ前の作業に戻るなど、「取り消し&やり直し」が可能になります。「取り消し&やり直し」はPCで行うCGの"最大の強み"の1つです。しかし、Pixlrは一番最初の作業まで戻れるとは限りません、戻れる履歴はパレットに表示されている(約20回前くらい)分までですの注意が必要です。

この「取り消し&やり直し」はメニューバーの編集タブの一覧からも簡単に行うことが出来ます。

中央には「キャンバス&レイヤー」が配置されており、注意したい点はレイヤーが何枚折り重なっていても、キャンバスは上から見た平面でまるで1枚の画用紙や絵画のように表示されているということです。しかし通常、実際は透明なレイヤーが何枚も重なって1つの画像を表現しています。

レイヤー構造を立体的に分かり易く

レイヤーの構造 立体3D

レイヤーを何枚も重ねることにより、後々1つ1つに細かい編集が可能になります。

もし画用紙1枚に絵を描いていくとしたら、細かい模様を手書きで書いていき、色を塗りますが、後々修正を加えることが非常に困難になります。

1つ1つの文字や模様に最適な編集をしていく為にレイヤーが存在しそれこそが画像処理ソフトや映像編集ソフトなどPCで行う編集作業が従来型の手作業のアートを超える"最大のメリット"の1つと言えます。

 

Pixlrのメニューバーの【ビュー】機能を解説

Pixlrのビュー機能を解説

メニューバーの「ビュー」機能の上から順に解説します。

「ズームイン」は拡大、「ズームアウト」は縮小ですが、操作パネルの「ナビゲーター」で視覚的に行う方が良いでしょう。

「実際のピクセル」は実際のピクセルに合わせて表示されます。横幅3000ピクセルの画像などは自動的に30%くらいに縮小されて表示されていますが、実際のピクセルで表示し直すことも可能です。この場合、操作パネルに溢れるほどに表示されます。

「ナビゲーター」、「レイヤー」、「履歴」は、操作パネルのパレットのことです。このウィンドウが沢山の画像を同時に編集したり、長時間編集しているとどっかに行ってしまい消えてしまっていることもあります。

そういった際にそれぞれ任意のものをクリックすると操作パネル上にパレットが復活して表示されます。また表示されている時にクリックすると消えます。

「フルスクリーンモード」はフルスクリーンで作業に集中したい時に使用します。解除するには「ESC」キーか、もしくは同じように「フルスクリーンモード」をクリックすると解除されます。

「パレットの場所をリセット」は、作業中に自分で作業の邪魔にならない場所にパレットを動かして配置した際に、パレットの場所をリセットして横に整列させる機能です。整理好きの方にお勧めです。

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