WEB上で、ブラウザで、無料で利用できる画像編集ソフト『Pixlr Editor(ピクセラエディタ)』のメニューバーの「フィルター」機能を徹底攻略していきます。
筆者が説明しながら動画と記事で解説することをあなた自身も追って操作しながら学習することにより、1人でやるよりも何倍も早く魅力的な画像が作れるようになるはずです。
今日までの学習を駆使するとこのような画像が作れる
▼元画像▼
▼元画像▼
出典:pixabay.com
2枚の画像(レイヤー)をレイヤーモードで「add」や「Hardlight」や「Screen」などにして重ね合わせて、はみ出たお花の部分を消しゴムで消すだけです。
▽レイヤー構造についてのおさらいは▽
画像編集の基礎を始めから丁寧にSTEP5 (レイヤー)
今日はフィルター機能のマスターに集中しましょう。
📹動画を観る
Pixlr Editor(ピクセラエディタ)の「フィルター」機能を徹底攻略
ぼかし
画像全体(または選択ツールで指定した範囲内)をぼかします。
目を凝らさないと分からない程度しかぼかされないので注意しましょう。
ボックスぼかし
画像全体(または選択ツールで指定した範囲内)をぼかします。
あまりキレイなぼかされ方ではないことに注意しましょう。
ガウシアンぼかし
画像全体(または選択ツールで指定した範囲内)をぼかします。
非常にキレイなぼかしがされますので使用をお勧めします。
シャープ
画像全体(または選択ツールで指定した範囲内)をシャープにします。
シャープとは、髪の毛1本1本を際立たせたり、ぼやけてしまっている画像や箇所を少しでも鮮明に表示させるための機能です。
マスクのシャープを消す
シャープの調整ができるフィルターですが、設定も難しく、変化も目を凝らしても分からない程度なので、使用しなくても大丈夫です。
ノイズを消す
画像全体(または選択ツールで指定した範囲内)のノイズ(ざわつき)を消します。
美肌効果にも使用することが出来ます。
ノイズ
画像全体(または選択ツールで指定した範囲内)のノイズ(ざわつき)を増やします。
ノイズとは、昔の電波テレビのチャンネルが映らない時のざわつきをイメージするとピッタリです。
拡散
拡散は、シャワールームのすりガラスを被せるようなフィルターです。
非常に魅力的なフィルターですので、暗記するつもりで覚えてしまいましょう。
スキャンライン
縦、もしくは横の複数の線を被せるフィルターです。
例えば画像内にPCがある場合に、PCの画面に好きな画像を配置した時に、それに対して範囲を指定してスキャンラインを入れると少し光を反射した本物っぽいPCとなります。
ハーフトーン
黒の水玉模様をフィルターとして被せることが出来ます。
ピクセレート
ピクセレートは、モザイクの際に使用される正方形のブロック(ピクセル単位)を拡大して表示する機能です。
モザイクだけでなく、非常にオシャレな画像に仕上がるので、工夫してみると良いでしょう。
ポインティンナイズ
「四角形」「小さな円」「大きな円」「ドット」のいずれかが無数に繰り返されるフィルターです。
渦巻き
画像全体(または選択ツールで指定した範囲内)を揺れたり歪んだりさせます。
酩酊状態の時の視界、または、歪んだ欲望、陰謀の気配などを表現したい時に、画像全体に対して掛けると非常に効果的でしょう。
極座標
「公直座標」「直交座標」「円内に階調を反転」の3つから選べます。
画像全体を円を描くように歪ませます。非常に面白い効果が現れます。
万華鏡
万華鏡の中を覗いたような画像にすることが出来ます。
「サイズ」「水平」「垂直」のバーを調節して、美しい画像を作りましょう。
チルトシフト
チルトシフトとは、画像の一部のみを残し、それ以外をぼかした感じにするものです。
写真の世界では、チルトシフトすることで、実際の風景などをミニチュアのように写したジオラマ画像風に仕上げるフィルター手法です。
ビネット
画像の4隅に黒の弧を描いた淵を追加します。
カメラや望遠鏡で覗いたような世界観に仕上がります。
パステル
パステルは画像の明るい部分をより光らせて、まるで初夏の新緑の季節の"キラメキ"のような効果を演出します。
グラマーグロー
画像全体を暗くしますが、明るい部分を妖艶に発光させる効果を演出します。
クラブシーンやナイトシーンを連想させる妖艶で魅力的な画像に仕上げることが出来ます。
HDRを真似る
HDRとは、ハイダイナミックレンジ合成のことでダイナミックレンジを表現する為の効果です。
画像の細部が鮮明に映るようになりますが、その分、写真の現実感から、絵画のような疑似観へと移行します。
ホープ
紺や赤、クリーム色など独特な色合いに画像を変換します。
画像が一瞬でコンテンポラリーアート風になります。
アートポスター
画像をアートポスターのように変換します。
「量」と「色」のレバーで調節します。
ヒートマップ
画像の明暗部を自動検知して、赤外線で検知した熱分布を図として表した画像「サーモグラフィ」風へと変換します。
3重トーン
画像を赤、紺、白を基調とした色合いに変換します。
Night Vision
暗視スコープで覗いたような画像に変換します。
「Gain」のレバーで緑色の明るい部分の調節をし、「Noise」のレバーでノイズの増減を調整します。
エンボス
エンボスとは、板金や紙などに文字や絵柄などを浮き彫りにする加工です。
写真を一瞬にして和紙などに浮彫り加工したように変換します。
刻む
画像を紙に刻み込んだような刻印したように変換します。
エンボスと似ていますが、異なる効果が出ます。
輪郭を見つける
画像の中の形象の輪郭を見つけて表示する機能です。
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