
『カムタジアスタジオ9(Camtasia Studio9)』の操作クリップは非常に直感的なインターフェイスとなっています。
編集する動画クリップが事前にある場合はメニューバーの「ファイル」⇒「インポート」⇒「メディア」を選択すると使用している自分のPCのメディアライブラリーが開きますので、編集したい動画クリップや使用したい動画クリップを追加しましょう。追加された動画クリップは操作パネル左端のメニューパネル最上段『メディア』の『メディアビン』パネルに動画アイコンとして表示されます。
タイムラインの動画クリップをクリックすると操作パネル右端に動画が表示される倍率やオーディオの音量を調節できるパネルが表示されますのでそこでつまみを動かしたり数値を入力します。
操作パネル左端のメニューバー最上段『メディア』をクリックすると『ライブラリ』というパネルが出現します。
『ライブラリ』内には、ビジネスや教育、テクノロジーなどに関連したアイコンが備え付けられており、またニュース番組の「次のお題は○○です。」と言った時にお題がテロップとしてスタイリッシュにタイトル出現する際のアニメーションが豊富に備え付けられています。
また動画の背景素材も豊富ですし、BGMとして使用でき、YouTubeにアップロード可能なライセンスフリーの音楽も豊富に備え付けられています。
プレビューしたい文字タイトルをダブルクリックするとプレビュー再生されます。
また追加する際は文字タイトルをドラッグ&ドロップでも良いですし、右クリックして「タイムラインの再生ヘッドの位置に追加」を選択でも良いでしょう。
操作パネル左端のメニューバーの上から2番目の『注釈』にはハウツー動画を制作するのにあると便利な様々な機能や素材が備え付けられています。
💬吹き出し、⇒矢印、□図形、モザイクやスポットライト、黄色マーカー、ぼかし、スケッチモーション、キーボードのボタンなどが簡単にドラッグ&ドロップで追加できます。
操作パネル左端のメニューバーの上から2番目の『注釈』をクリックすると、すぐ右隣に5列のアイコンが出現します。
右から3番目の"水滴"のアイコンをクリックすると「ぼかし&ハイライト」の編集パネルが出現します。
各アイコンをクリックすると機能の名前が表示されますので、例えば「モザイク」ならば、アイコンをクリックして表示させたい動画の箇所にドロップするだけです。
ドロップした後に詳細にサイズや位置を、四隅の丸印をドラッグして調節します。
操作パネル左端のメニューバーの上から2番目の『注釈』をクリックすると、すぐ右隣に5列のアイコンが出現します。
右端のキーボードのアイコンをクリックすると、キーボードのボタンアイコンが出現しますので、好みのアイコンを動画の再生パネルの表示させたい箇所にドラッグ&ドロップします。
最初は『Ctrl』+『A』と表示されていますが、こちらは操作パネル右に出現する編集パネルの「キー」という欄を一度クリックした状態で、例えば『Shift』キーを表示させたいならば、実際にキーボードの『Shift』キーを押します。すると、表示させたいボタンアイコンが『Shift』キーに自動的に変更されます。非常に便利な機能です。

操作パネル左端のメニューバーの上から3番目の『注釈』をクリックすると、すぐ右隣に『画面切り替え』のパターンが選べるパネルが出現します。
好きな画面切り替えパターンを選択し、挿入したい動画クリップと動画クリップのタイムラインの切り替え部分にドラッグ&ドロップします。
操作パネル左端のメニューバーの上から4番目の『アニメーション』をクリックすると、すぐ右隣に『ズームとパン』の編集パネルが出現します。
動画の再生パネルを縮小したウィンドウの4隅をドラッグしてズームインしたい箇所を選択します。
元の状態に戻したい時(ズームアウト)はすぐ下の『キャンパスに合わせる』ボタンをクリックします。
タイムラインのトラック上にはズームインやズームアウトが適用されている範囲に矢印が出現してマーキングされるので、こちらもドラッグすることにより表示するタイミングや時間を調節することが出来ます。
PC画面の録画は非常に簡単です。
操作パネル左上にある『●録画(R)』ボタンをクリックすると、再生まで「3…2…1…」とカウントダウンウィザードが出現しますので、その間に録画したいPC画面(例:解説するソフトウェアやWEBページ)に移行しましょう。
録画が開始された状態でPC一番下のツールバーの右端の『C』のアイコンをクリックすると録画ウィザードが出現しますので、コチラで録画時間を確認したり、「削除」、「一時停止」、「停止」の操作をしてもかまいませんが、この録画ウィザード事態も録画されてしまっていることに注意しましょう。
録画を停止する場合はキーボードの『F10』ボタンを押すことがスマートで簡単です。
『F10』ボタンを押すと自動的にカムタジアスタジオの新たなパネルが出現し、録画した動画の自動再生が始まりますのでそれを確認しながら、『保存して編集』か『削除』ボタンをクリックします。
操作パネル左端のメニューバーの下から4番目の『オーディオ効果』をクリックすると、すぐ右隣に『オーディオ効果』の編集パネルが出現します。
ここで「フェードイン」などの効果を選択しタイムラインの動画クリップにドラッグ&ドロップすることにより効果が適用されます。
また音量やゲイン(音を増幅させ、意図的に音割れを作る)の調節は操作パネル右に出現するパネル上で調節します。
操作パネル左端のメニューバーの下から3番目の『ビジュアル効果』をクリックすると、すぐ右隣に『ビジュアル効果』の編集パネルが出現します。
ここでは「彩色」、「カラー調整」、「カラーを切り抜く」、「クリップの速度」など非常に便利で高度な機能がラインナップされています。
これらを適用したい時はアイコンをドラッグして適用させたい動画クリップにドロップするだけです。
細かい調整は操作パネル右に出現する調節パネルで調整していきます。
操作パネル左端のメニューバーの一番下の『ccキャプション』をクリックすると、すぐ右隣に『キャプション』の編集パネルが出現します。
「キャプション」とはこの場合、「字幕」を意味します。
タイムラインの再生ヘッドを字幕を追加したい位置に持ってきたら『キャプション』の編集パネルにあなたがナレーションで吹き込む言葉と全く同じ言葉を日本語または英語などの言語で文章入力します。
日本語で字幕を加えることも視聴者にとっては分かり易く有益ですし、英語など他言語で入力すれば、その言語圏のユーザーへ動画を観てもらうことが可能になります。
非常に便利で優れた機能ですので、ぜひ活用すると良いでしょう。
操作パネル左端のメニューバーの上から4番目の『動作』をクリックすると、すぐ右隣に『動作』のアイコンパネルが出現します。
それぞれのアイコンにマウスを合わせると動作がプレビュー表示されるので、適用したい動作を、カムタジアスタジオの機能を使って追加した文字やアイコンなどにドラッグ&ドロップします。
タイムラインの動画クリップに追加する場合は適用可能な場合のみ動画クリップが緑色の枠線に一瞬変化するのでそれを確認してドラッグ&ドロップします。また再生パネルに直接ドラッグ&ドロップしても大丈夫です。
動画に動きが付いて、プロが作ったような非常に見栄えのする動画に変身しますので是非、活用しましょう。
※この動画の前後を除いた"カムタジアスタジオの機能の説明部分"に表示されるものは全てカムタジアスタジオで編集し直していますので、全てがカムタジアスタジオで出来る機能となっていますので、カムタジアスタジオの操作方法を理解するだけでなく、カムタジアスタジオでどのような動画が作成できるのか、真に理解するのには非常に有効であるように作り込んであります。